6.その他の試験
る。1。ツゲ材着色塗装試験
(2)ツゲ材の素地色の影響を考慮したカラ
00クリア鵬調色試験
(3)ツゲ製品の彫りにあわせた刷毛塗りに
よる部分塗装試験 小谷公人
る.結 果
3.1.拭き漆調の着色による全面塗装は、ツゲ
製品製造業界より箸置きの提供を受けて
行なったが、現状の作業工程を考慮し、
以下のように評価した。
(1)塗装工程上の作業性を考慮し、染料系
万能ステインをトップコート塗料に混入す
る方法が良好であった。
(2)拭き漆調の仕上がりに近い調色として
は、染料系万能ステインのイエローに、オ
レンジやブラウンを20%混入した詞色ステ
インをトップコートウレタン塗料に5%混
入したカラークリアーが良好であった。 1.目 的
好調な景気を反映して、市場の高級化志向
にあわせた商品開発が求められている。ツゲ
の箸置きにおいても、自然材のイメージを損
わないクリアーな仕上げが主流であったが、
近年、外食産業のテーブルセッティングの高
級化、また、家庭用品ギフトの個性化等の新
たなニーズが注目されはじめる中で、カラフ
ルな色彩を付加した商品展開が必要となって
きた。
今回、ツゲ製品業界の商品開発を支援し、
早急な市場対応を促す着色塗装について塗装
工程や着色塗料を検討し、試験した塗装見太
をデータ化することで、サンプルとしての利
用や色彩管理に役立つことを目的とした。
2.方 法
ツゲ材のナチュラルなイメ鱒ジを損なわな
い色調について検討し、カラークリア岬を主
体とした着色塗装を行なった。
2.瑠.拭き漆調の着色による全面塗装
(1)塗装工程の中の木地着色句 シーラ脚混
入による着色、トップコート混入による着
色の3種の塗装工程による着色試験
(2)試き漆調の仕上がりになる着色ステイ
ンの調色旬 冒す販のウレタン塗料(通)等の
着色剤による色調の試験
・・−・・ . ・ ご・
(ユ)着色ステインの混入量比己こよる色調の
試験
写真1.試験結果サンプル
3.望.カラ∬クリア¶ による部分塗装は、原色
系の色彩について行なった。
持)クリアーのウレタン且00㌘(刷毛塗り
用にシンナーで2倍乙こ希釈)に対して2。5cc、
5cc海 7。5cc、且Occ の混Å量比で行なっ
たところ、ツゲ材のナチュラルなイメ脚ジ
を損なわない仕上がりとして2,5cc、5cc
4.考 察
ツゲ材の着色塗装においては、ツゲ製品製
造業界の現状に対応できる塗装工程を考慮し
ながら試験を行なって、商品化に向けた資料
として、今後の指導に利用できるものとなっ
た。今回は、簡単な塗装見本でのデータ化ま でであるが、将来、色彩管理を効率的に行な
っていくために、デー一夕をさらに分析し、数
値化をはかりながら、試験を重ねていくこと
とする。 のものが良好であった。
(2)ツゲ材の木地色に対して、補色に近い
バイオレット系のカラークリア叫は、木地
色の影響を受け、グレイッシュな濁りをも
つ。これを解決する方法として、顔料系調
色ステインのホワイトを10cc添加したカ
ラ肘クリアーで塗装し、木地色の影響を少
なくすることができた。
また、これを利用して、ビビッドなカラ
ークー」アwに近づけることもできる。
(3)部分塗装の刷毛塗りにおいては、ツゲ
材の彫りの部分にカラークリアーが溜まる。
色味の濃淡変化をつける必要から、製品の
大きさに合わせた、毛先の短い乎刷毛によ
る塗装が良好であった。
写兵2.染料系ステインによる着色
写真3,顔料系ステインを添加した着色